深谷 雄志

東京大学定量生命科学研究所

sites.google.com/site/takashifukaya0122

先端ライブイメージングを駆使し発生遺伝子の転写ダイナミクスを1細胞レベルで明らかにしてきた。最近ではTransvectionと呼ばれる染色体間をまたぐ転写制御メカニズムの可視化に成功。

 

川口 喬吾

理化学研究所生命機能科学研究センター

sites.google.com/view/noneqbiophysicsjp

物理学的アプローチにより生命現象の理解に挑む。これまでに神経幹細胞と上皮幹細胞の集団的な振る舞いを決定する物理法則を解明。この9月に理研白眉制度による研究グループを神戸に立ち上げた。

 

渡邉 朋信

生命機能科学研究センター 先端バイオイメージング研究チーム

http://www.qbic.riken.jp/lcb/site1/index.html

幅広い光学知識に基づいたイメージング技術は、生物の形だけではなく、細胞分化、転写状態、組織の硬さも可視化する。顕微鏡光学の第一線を走る。

 

大澤志津江

京都大学大学院 生命科学研究科 システム機能学

https://www.lif.kyoto-u.ac.jp/genetics/people/igaki/#a_ohsawa

日本の細胞競合を牽引し、数々のハイインパクトジャーナルを席巻。30代で国立大学教授になった今話題の女性研究者。

 

長谷部光泰

基礎生物学研究所生物進化研究部門

http://www.nibb.ac.jp/~evodevo/

植物の進化・多様性獲得の分子機構の世界的権威。ゲノム改変技術を用いてどの分子が具体的に進化に寄与したのかを証明して行く手法は進化発生学の研究に大きな衝撃を与えた。現在はさらにユニークな形態を持つ植物についても研究。

 

永樂元次

京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 発生システム制御分野

https://www.infront.kyoto-u.ac.jp/research/lab26/

ヒトES細胞から大脳や眼杯の3次元組織を再構築した研究は世界を驚愕させた。最近は機械学習も駆使して胚発生のin vitro再現に挑戦中

 

森田美代

基礎生物学研究所細胞情報研究部門

http://www.nibb.ac.jp/sections/pdf/2018_yoran/morita.pdf

植物が重力に応答するための、重力屈性に関わる具体的な分子を同定。これまで誰も明らかに出来なかった生命現象を独自の解析技術の開発から行い進めて行くさきがけ研究者。

 

新美輝幸

基礎生物学研究所進化発生研究部門

http://www.nibb.ac.jp/sections/evolutionary_biology_and_biodiversity/niimi/

地球上のあらゆる環境に適応した昆虫の多様な形質をモデルに、生物進化の謎に挑む。テントウムシやカブトムシなど非モデル昆虫での技術開発も得意とする。

 

宮成 悠介

基礎生物学研究所/生命創成探究センター・核内ゲノム動態研究グループ

http://www.nibb.ac.jp/miyalab/#pagetop

ES細胞やマウスを用いて、エピジェネティクス、クロマチン動態、転写制御、リプログラミングの観点から細胞の運命決定機構について研究している。遺伝子発現メカニズムの研究で最先端を走る。